
誰にでも簡単にできる!つまようじを使い隠し音声を鳴らす方法
今回は、ご家庭にある つまようじ を使って、ドライブドライバーの音声を鳴らす方法を紹介します。
このつまようじ音声遊びは、メーカー保証外の遊び方となります。強く押しすぎたりすると、シフトブレスを壊してしまう可能性がありますので、試す際にはやさしく取り扱うよう注意してください。
準備
準備するもの
- つまようじ
- セロハンテープ
作り方
つまようじとセロハンテープを使い、以下4つの つまようじツール を作る。
(TONGARISMでは、これを “つまようじぐ” と呼びます)
“つまようじぐ”を使った音声再生方法
シフトスピードの音声再生方法
前章で作った “つまようじぐ” を使ってシフトスピードの音声を再生する方法を紹介します。
1. シフトブレスのレール部、上の端にある小さなスイッチ[1]を押す(押したまま離さない!)
2. ”つまようじぐ” でシフトブレスのレール部中央にある3つの小さなスイッチを順番に押す
2-1. つまようじぐ①で左のスイッチ[2]を押す
2-2. つまようじぐ①で右のスイッチ[3]を押す
2-3. つまようじぐ①で真ん中のスイッチ[4]を押す
3. 1の”つまようじぐ”を離しシフトブレスのトリガーボタン[5]を押す
トリガーボタン[5]を押したタイミングでシフトブレスから赤外線が送信され、ドライブドライバーで シフトスピード が再生されます。
いろいろな音声再生
シフトスピード の音声再生ではつまようじぐ① のみを使用しましたが、”つまようじぐ” を組み合わせることで他にもいろいろな音声を再生させることができます。
シフトスピード以外の音声を再生するために使用した “つまようじぐ” は下記になります。
- マックスフレア…①①①
- ファンキースパイク…①①③
- スーパースペシャル…①①①
- ガンバライダー…③①①
- デンジャラス…①②④
実際に”つまようじぐ”を使って鳴らしてみました。
“つまようじぐ”の組合せ次第では隠し音声が再生されるかもしれないので、是非いろいろなパターンを試して見て下さい!
なぜ、”つまようじぐ”で音声を再生させることができるのか?
まず始めに、シフトブレスのレール部にある3つの小さなスイッチの押し方は全部で7パターンあります。この7パターンの押し方を整理すると、「1個だけ」「隣り合った2個」「間を空けて2個」「隣り合った3個」の4種類に分類することができます。
この4種類のスイッチの押し方をシフトカーを使わずに再現するために、つまようじぐ を使います。
- 1個 押し ⇒ つまようじぐ①
- 2個(隣どうし)押し ⇒ つまようじぐ②
- 2個(両端)押し ⇒ つまようじぐ③
- 3個 押し ⇒ つまようじぐ④
シフトカー裏の凸凹は、3行×3列 の凸凹で成り立っているため、4種類の つまようじぐ を使ってシフトカー裏の凸凹を再現することで、シフトカーを使わずに音声を再生することができるのです。
次回は…
つまようじぐ を使い、全パターンの音声再生を試すことも可能ですが、TONGARISMでは技術的な解析を行なうため、次回は Arduino(アルデュイーノ)を使ってドライブドライバーが送信している赤外線データを解析します。